茶楽の器 <1> 花岡 隆(はなおか ゆたか)さん2009年06月11日

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こちらは、茶楽でお番茶をお出しします時に用います粉引のお湯呑みでございます。

作者は、現代陶芸家のなかでも大変な活躍をされていらっしゃいます花岡隆(はなおか ゆたか)さんになります。

花岡さんは、静岡県の伊豆修善寺で作陶活動をされていっらしゃいますが、シンプルで抑制された造形に、穏やかな風合いに秘められた確固とした主張を使い手に感じさせる作風の方と、日々、茶楽で用いている者の印象です。

粉引きという陶芸の手法は、鉄分の多い土の上から、白い化粧土を掛けています。白い器でも白磁とは異なり、ところどころから顔をのぞかせる鉄の色に作者の想い、主張が推しだされています。

茶楽ではいくつか花岡さんの器がございますが、それぞれ形のゆがみ、景色の違い、かすかな手にした時の重み。どれをとっても特徴的です。
掌に押し抱いた時の肌にしっとりと馴染むようなうつわは、一日一日変化していくかのようです。

お番茶という、のんびりとおくつろぎになられる為のお茶とともにこの器は、ゆったりとした気持ちにいざなってくれるようです。

器に会う、という楽しみも茶楽でのおくつろぎのひと時に加えていただければと願っております。

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