
先週末、8月22、23日の両日にわたりまして「花柳界 夏の舞とお三味線で楽しむお座敷遊び」題しまして、日頃なかなか知る機会の少ない花柳界の艶やかな世界を皆さまにお楽しみいただきました。
日本橋 萌がございます浜町近くの花柳界、芳町で長年活躍されていらっしゃいますお姐さん、芸妓の久松姐さんと常磐津文字三幸小唄の千紫ゆ巳姐さんのおふたりをお招きしました。お二人は普段は、ミシュランの三ツ星を取ったことでも話題になりました、90年の歴史を誇る料亭「玄冶店 濱田家(げんやだな はまだや)」さん等のお座敷出ていらっしゃることが多い方たちです。
この催事は大変な人気をいただきまして、定員を大幅に超えた50名近くの皆さまがお出でになられました。
当日は、新潟の銘菓として名高い「越乃雪」で知られる「大和屋」さんから上生菓子を取り寄せました。
そして、今回は特別にお着物、浴衣をお召しになられた方に東京の本染で名高い「笠仙」さんの様々な模様の手拭いを一枚ずつプレゼントさせていただきました。

画像は、花籠に秋草の模様です。
皆さまにお茶とお菓子をお楽しみいただいてから、早速、一流の花柳界の世界にお姐さん方にお連れいただけました。

朗々と響く、ゆ巳姐さんの声とお三味線の音に合わせて久松姐さんの舞を披露されていました。
すべての動作が一幅の絵の連続のよう。華やかに明朗さを、時には彼方にいる方を想うように憂いを帯びて。

姐さん方の、艶やかな秋草模様の着物も会場に花を添えていらっしゃいました。

小唄、長唄、俗曲を披露していただいた後は、皆さまからの質問にお答えいただきました。

いつまでも麗しい秘訣は?という問いには「人の眼に触れるという緊張感かしら。」と婉然とほほえみながらお答えてくださったり、夏のお暑い時季の着物を涼やかに着こなす秘訣は「あまり、締め付けないこと。そして、ゆっくり着ること。」だとか。
おふたりは、伊達締2本と腰紐1本のみで、帯も真半分には折らずやや幅をもたせバランスをとられて着ていらっしゃるそうです。
他にも、記念撮影等の折にお手を袖に隠される理由なども教えていただきました。質問は、皆さま尽きないご様子。
そして質問にお答えいただいた後は皆さまもお待ちかねのお座敷遊びを繰り広げていただきました。
徳利のはかまを使って、「金比羅、船々~」と唄いながら交互に手を置いていきます。
拝見していますと、とても反射神経を活用されたご様子でした。
お手つきをされた方には、罰ゲームとしましてお酒をおひと口、召し上がっていただいきましたが、久松姐さんにお酌していただけて、負けられても何やらとてもお楽しそうな雰囲気でございました。
大いに盛り上がった後に、再び、お姐さん方の芸を堪能していただきました。
22、23日の二日間とも大変盛り沢山のプログラムを組ませていただいて、皆さまには花柳界の華やかな世界に残暑の暑さもお忘れいただけたのではないでしょうか。

多くの皆さまが着物や浴衣をお召しになられてのご参加でしたのでとても会場全体も華やぎ、皆さまのご様子からは爽やかな秋の気配を感じさせていただけるよう、床に飾りました吾亦紅、藤袴や万作の秋草も彩りに添えさせていただいたようです。
久松姐さん、千紫ゆ巳姐さんのおふたりが主に活躍されていらっしゃるお座敷、料亭「玄冶店 濱田家」さんでのお食事と明治座での観劇、その後に衣知会でのお茶をお楽しみいただけるような催事も来年企画しております。
どうぞ、これからの衣知会の催事もご期待下さいませ。
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萌 「衣知会」9月から10月のスポット開催催事
http://www.moegi.co.jp/blog/2009/07/910.html
萌 「衣知会」8月から10月の定期開催催事
http://www.moegi.co.jp/blog/2009/07/810.html
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