ttl_charaku 500_charaku: 2009年2月アーカイブ

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「桜はひとを春にする」という言葉がございますが、やはり日本人にとって桜は特別なもの。早咲きの啓翁桜や河津桜のつぼみが麗かにふくらみ、花ほころばせる頃になりますと寒さもほどけ、降り注ぐ光のなかにもきらきらとしたものを感じ始めます。柔らかに優しく匂う空気に包み込まれますと、ようやく、こころ待ちにした春の訪れを知る想いがいたします。こころもまた、桜色に晴れやかに染まるかのようです。

愛らしく晴れやかな桜のようにおこころを弾ませていただけますよう、

今月は「一期一会セット」に桜尽くしの趣向で、桜の薫り漂うお茶と桜のお菓子、桜の香煎をご用意しております。

限定数ではございますが「静岡県水見色の奇跡のお茶」のご用意もございます。

くつろぎのひと時をお過ごし下さいませ。

 

■弥生の煎茶(各680円)

 

<早蕨(さわらび)静岡 春野>

土にこだわって育てたお茶は、麗かな春の訪れを告げます

特徴‥旨みと心地よい苦渋み

 

<桃花水(とうかすい)埼玉 日高>

柔らかな春の喜びがお茶に姿を変えたようです

特徴‥バニラの香りと甘み

 

<煎茶 花衣(はなころも)>

全各地の珍しい希少なお茶をご紹介します

今月は「高知 吾川」から

 

おもてなしセット1,000円)

季節の生菓子三種からおひとつとお番茶をおつけします

 

 

■弥生の抹茶(お薄)(880円)

<西行(さいぎょう)愛知 西尾>

解けゆく残り雪の下から、萌出づる春を感じます

特徴:かぐわしい香りと芳醇な旨み

 

おもてなしセット1,200円)

季節の生菓子三種からおひとつとお番茶をおつけします

 

 

■弥生の玉露(880円)

<朧月(おぼろつき)静岡 朝比奈尾>

昔ながらの玉露は口福そのものです

特徴:いつまでも続く味の余韻

 

おもてなしセット1,200円)

季節の生菓子三種からおひとつとお番茶をおつけします

 

■一期一会セット(1,500円)

<花霞(はなかすみ)> 

桜はひとを春にする、といわれております

桜の薫り漂うお茶と桜にちなむお菓子、桜の香煎で

桜づくしのひとときをお楽しみください

※季節の生菓子からおひとつとお番茶をお付けします

 

■伽羅セット(一日三名様)(2,940円)

<釜炒り熟成茶 水晶幻想(すいしょうげんそう)静岡 水見色>

今は亡き匠が遺した、六年物の究極のヴィンテージ

碧の宝石と讃えられるマスカットのような優美で官能的な薫りに

秘められた気高くも力強い旨みは、一芯二葉の贅沢な手摘みのなせる技です

 

■地方の番茶(430円)

GINZA 茶楽より「やさしいお茶のお話し」を折に触れましてお届けしておりますが、今回は番外といたしまして、お茶をお楽しみいただく時にはつきものの、和菓子について触れようと思います。

私どもでは毎月全国からその時季にあわせてほっと和んでいただけるようなお茶を、選りすぐってお召し上がりいただいておりますが、和菓子も同じく四季折々の様々な意匠を凝らしましたものを月の前半と後半にわけましてご用意しております。
お出ししています上生菓子は、日本の自然の美しさや文学、年中行事などを題材にいたしまして、誂えられたものでございます。
和菓子は、召し上がっておいしく、また、ご覧いただいてお楽しみいただけるまさに、五感で味わっていただけます、最も身近な日本の美ともいえるのかもしれません。

もうじき三月三日の雛祭り。お雛様を飾る女の子のお節句として親しまれておりますが、もともとは、五節句のひとつ、「上巳(じょうし)の節句」です。

節句とは季節の変わり目に厄を祓い、次の季節のかわらぬ健康と長寿を願う年中行事です。

「上巳の節句」は、中国の風習に習いその歴史は古く、平安時代までさかのぼることが出来ますが、お雛様を飾るようになったのは江戸時代の頃。その昔、穢れを祓うために川に流した自分の身代りの形代(かたしろ 紙などで作られた人形)や流し雛が起源といわれています。
そのため、厄除けの意味で、強い香りが厄を祓うと考えられて、蓬などの若芽を混ぜ込んだ「草餅」が三月三日には食べられていました。この日には、「菱餅」を飾られる方も多いかと思いますが、江戸時代は現在多く作られております紅、白、緑ではなく、緑、白、緑の色合いであったように言われております。今でもまだ地域によってはこの色合いのものが飾られているとのこと。
また、紅は桃の花、白は雪、緑は若草の見立てと伝わっていますが、中国では春の花といえば、桃の花が挙げられるそうですから、その名残りなのかもしれません。

日本では、春の花と言いますとすぐに思い浮かびますのは、作家の川端康成は「桜は人を春にする」と言っていたようにも記憶がございますけれど、やはり、桜でしょうか。
お雛様のお飾りも、紫宸殿に植えられております左近の桜、右近の橘にちなんでおりますし、春のお節句らしい愛らしさと、めでたさが感じられます。 2009_0224お菓子0001.JPGのサムネール画像 2009_0224お菓子0001.JPGこちらは三月三日までお出ししておりますきんとんの「橘」、練りきりの「桜」でございます。
いまのこの時季にしか出会えない喜びが和菓子にはございます。

来月からは自然な桜の薫りをまとったお茶のご用意もございます。ぜひ、桜との出会いをお楽しみくださいませ。

追記  先日開催いたしました「春の和菓子教室」はお陰さまをもちまして好評をいただきありがとうございます。今後もこのような機会を設けさせていただき、より日本の文化に親しんでいただければ幸いでございます。

2009_0224お菓子0001.JPG

今週末のバレンタインにあわせまして、日本茶とご一緒にお召し上がりいただけるように作られました、生のお茶の葉を混ぜ込みましたチョコレートをご用意いたしております。
岡山県から取り寄せております、珍しいお番茶でお茶の葉を茹で、その茹で汁をかけながら日光で
干して作られた芳醇な香りの「美作番茶」とお試しくださいませ。
14日(土)まで、セットメニューにてお楽しみいただけます。
まだ冴え返る季節にほっと、なごんでいただけますように...
茶楽からのささやかですがみなさまへの感謝の気持ちです。

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