ttl_event 100_event: 2009年8月アーカイブ

200909催事.jpg
0829②.jpg
今年の春に続きまして、昨日8月29日(土)に人気若手落語家の春風亭一之輔さんを衣知会にお招きしました。
一之輔さんは平成13年に大学を卒業後、同年に春風亭一朝師匠に入門されて三年後には早くも二つ目昇進された数々の受賞歴もある、大変注目の落語家でいらっしゃいます。

今回の「夏忘れ落語会」では休憩をはさみ二席「落とし噺」と「怪談噺」をお届けくださいました。


0829①.jpg

まずは、前座の立命亭八戒さんの登場で始まりました。

八戒さんのお人柄を感じさせてくださるような、のびのある声でひと笑いさせていただいきました。


その後いよいよ、一之輔さんの登場です。



0829③.jpg
まずは「衣知会」での「春の落語会」にふれつつ、現実世界から噺への橋渡しの「枕」で皆さま、すっかり一之輔さんの世界に惹き込まれていかれたようです。

くすりとした笑いから、大笑いまで変幻自在にお噺いただきました。
扇子をお使いになられたものを食べる様子は、本当にお見事というしかございません。

0829④.jpg

「落とし噺」の一席目が終わりましたら、休憩時間を取らせていただきましてお菓子とお茶でお楽しみいただきながら、二席目への期待が膨らんでいらっしゃったご様子でした。

0829⑦.jpg
今回のお菓子は季節の先取りで、「すすき野」でございます。

そして、一席目と二席目で衣装替えもされて照明も落とし表の夏の陽射しがうその様になりまして、いよいよ怪談噺『真景 累ヶ淵』から「豊志賀の死」が始まりました。


染み入るような哀婉な声や暗黒淵(やみわだ)から絞るように聞こえる豊志賀の声と相まって、やるせない情念の怖ろしさが間合いの沈黙に込められているかのよう。
あたかも目の前で、惨劇が繰り広げられたかのようです。

豊志賀が死に、これからの新吉に因縁が付いて回るという締めくくりをむかえ二席目が閉じられました。

0829⑥.jpg

聞けば一之輔さんは今回、怪談噺を「初めて」されたとのことで、驚くばかりでございます。


最後に、お出でになられました皆さまと交流の場として質問コーナーを設けさせていただきました。

0829⑤.jpg


いろいろなご質問に楽しくお答えくださいましたが中でも羽織の話に皆さま、ご興味が湧かれたご様子でした。
落語家の方は、羽織の紋は一門の紋とお家の紋をお使いになられ公的な場では一門の紋を使われるそうです。
また、羽織を脱ぐタイミングも噺の中で室内に入った時や喧嘩をする時など効果的に脱ぐとのことでした。

むかしは、贔屓の方が自身の紋を付けた羽織を贈った時代もあったのだとか。日に日に異なる紋の入った羽織は、人気のある噺家としての証拠のような役割もあったそうです。


新作落語も年間15~20も発表するとおっしゃる一之輔さんの「夏忘れ落語会」はあっという間に時間も過ぎ、最後はやはり笑いに包まれて閉会させていただきました。



********************************************************
萌「衣知会」の9月から10月のスポット開催催事
http://www.moegi.co.jp/blog/2009/07/910.html
萌「衣知会」の8月から10月の定期開催催事
http://www.moegi.co.jp/blog/2009/07/810.html
********************************************************

お座敷①.jpg
   先週末、8月22、23日の両日にわたりまして「花柳界 夏の舞とお三味線で楽しむお座敷遊び」題しまして、日頃なかなか知る機会の少ない花柳界の艶やかな世界を皆さまにお楽しみいただきました。
日本橋 萌がございます浜町近くの花柳界、芳町で長年活躍されていらっしゃいますお姐さん、芸妓の久松姐さんと常磐津文字三幸小唄の千紫ゆ巳姐さんのおふたりをお招きしました。お二人は普段は、ミシュランの三ツ星を取ったことでも話題になりました、90年の歴史を誇る料亭「玄冶店 濱田家(げんやだな はまだや)」さん等のお座敷出ていらっしゃることが多い方たちです。
この催事は大変な人気をいただきまして、定員を大幅に超えた50名近くの皆さまがお出でになられました。

お座敷⑰.jpg当日は、新潟の銘菓として名高い「越乃雪」で知られる「大和屋」さんから上生菓子を取り寄せました。
そして、今回は特別にお着物、浴衣をお召しになられた方に東京の本染で名高い「笠仙」さんの様々な模様の手拭いを一枚ずつプレゼントさせていただきました。
手拭い、お座敷.jpg
画像は、花籠に秋草の模様です。



皆さまにお茶とお菓子をお楽しみいただいてから、早速、一流の花柳界の世界にお姐さん方にお連れいただけました。


お座敷③.jpg お座敷④.jpg

朗々と響く、ゆ巳姐さんの声とお三味線の音に合わせて久松姐さんの舞を披露されていました。


お座敷⑤.jpgすべての動作が一幅の絵の連続のよう。華やかに明朗さを、時には彼方にいる方を想うように憂いを帯びて。

お座敷⑧.jpg
姐さん方の、艶やかな秋草模様の着物も会場に花を添えていらっしゃいました。



お座敷⑨.jpg

お座敷⑩.jpg小唄、長唄、俗曲を披露していただいた後は、皆さまからの質問にお答えいただきました。
お座敷⑪.jpg
いつまでも麗しい秘訣は?という問いには「人の眼に触れるという緊張感かしら。」と婉然とほほえみながらお答えてくださったり、夏のお暑い時季の着物を涼やかに着こなす秘訣は「あまり、締め付けないこと。そして、ゆっくり着ること。」だとか。
おふたりは、伊達締2本と腰紐1本のみで、帯も真半分には折らずやや幅をもたせバランスをとられて着ていらっしゃるそうです。
他にも、記念撮影等の折にお手を袖に隠される理由なども教えていただきました。質問は、皆さま尽きないご様子。


そして質問にお答えいただいた後は皆さまもお待ちかねのお座敷遊びを繰り広げていただきました。



お座敷2日②.jpg お座敷⑬.jpg徳利のはかまを使って、「金比羅、船々~」と唄いながら交互に手を置いていきます。

拝見していますと、とても反射神経を活用されたご様子でした。


 お手つきをされた方には、罰ゲームとしましてお酒をおひと口、召し上がっていただいきましたが、久松姐さんにお酌していただけて、負けられても何やらとてもお楽しそうな雰囲気でございました。
大いに盛り上がった後に、再び、お姐さん方の芸を堪能していただきました。

お座敷⑳.jpg22、23日の二日間とも大変盛り沢山のプログラムを組ませていただいて、皆さまには花柳界の華やかな世界に残暑の暑さもお忘れいただけたのではないでしょうか。


お座敷⑱.jpg

多くの皆さまが着物や浴衣をお召しになられてのご参加でしたのでとても会場全体も華やぎ、皆さまのご様子からは爽やかな秋の気配を感じさせていただけるよう、床に飾りました吾亦紅、藤袴や万作の秋草も彩りに添えさせていただいたようです。

久松姐さん、千紫ゆ巳姐さんのおふたりが主に活躍されていらっしゃるお座敷、料亭「玄冶店 濱田家」さんでのお食事と明治座での観劇、その後に衣知会でのお茶をお楽しみいただけるような催事も来年企画しております。

どうぞ、これからの衣知会の催事もご期待下さいませ。

***********************************************************
萌 「衣知会」9月から10月のスポット開催催事
http://www.moegi.co.jp/blog/2009/07/910.html
萌 「衣知会」8月から10月の定期開催催事
http://www.moegi.co.jp/blog/2009/07/810.html

***********************************************************

ただ今、日本橋 萌では、8月20日より「沖縄の美しく清らかな布」と題し、受苦の歴史を乗り越え、今日も生き続けている究極の手技から生まれる布たちを展示・販売しております。

沖縄の布はとても人気があり、遠方からいらしてくださる方もいらっしゃり、多くのお客様よりとてもご好評をいただいております。

予告しました重要無形文化財保持者の作品もございますが、素晴らしい作品はそれだけではありません。写真のようにそれに匹敵するほど見事な作品も数多くございます。見ているだけで、沖縄の光や風を感じられそうです。

新垣幸子作.jpgこれは、新垣幸子氏が手がけた八重山上布の帯地。清々しさと、柔らかな色調が魅力です。

彼女は、戦後になり廃れていた八重山上布の復興、伝承に力を入れ、古文書にしか残されていなかった括り染の技法を現代に蘇らせました。現在、沖縄県指定文化財保持者であり、その作品は現代感覚にあふれた作風を確立しています。

 

 

 

砂川美恵子作.jpgこちらは、砂川美恵子氏の宮古上布の帯地です。無地でありながら、その作風には力強さを感じさせます。宮古上布は、一日に20センチ織るのがやっとといいます。沖縄に生まれ、幼い頃から宮古上布に囲まれて育った彼女の作品は、麻の布と思えないほどの軽やかな風合いと光沢があります。

 

 

 

 

 

 

 
「沖縄の美しく清らかな布」展は、8月30日まで開催しております。
ぜひこの機会に、素晴らしい沖縄の布たちをご覧ください。

衣知会0808.jpg今回で三回目の「大人の書道教室」ですが、皆さま毎回楽しみにされていらして、ご自宅で練習されていらっしゃる方もおいでのご様子です。

衣知会②0808.jpg





昨日は立秋でしたから、残暑のお見舞いのご指導もして頂きまして、先生にはお優しく丁寧に添削も行なっていただきました。

衣知会③0808.jpg

美しい文字を書くには、まず、美しいお手本をたくさんはいけんすることだとか。

皆さまにはこころ静かに、夏のひと時を書道でお過ごし頂きました。

次回の開催は、9月13日(日)14~16時でございます。


衣知会の定期開催のお教室はこちらでございます。
http://www.moegi.co.jp/blog/2009/07/810.html

   八月一日に萌 「衣知会」では着物にちなんだ教室として、
「簡単きもの・浴衣のヘアーアップとメイク術」の教室を開催しました。

当日は二十五名様をこえる皆さまにご参加いただきました。素敵なお着物姿の方も多く見られまして、関心の高さを伺えます。

先生には参加された方、アシスタントの方、衣知会スタッフをモデルにポイントをわかり易く説明していただきました。

衣知会、竹岡①.jpg 衣知会、竹岡②.jpg  

 
衣知会、竹岡③.jpg 衣知会、竹岡④.jpg











衣知会、竹岡⑤.jpg

着物や浴衣の時のアップスタイルでは、まず、頭頂部の髪を分けてゴムなどで仮止めしてからサイドをパーツごとにねじったり、まとめてから仮止めした頭頂部の髪をかぶせるとのこと。
そのかぶせ方でいろいろなバリエーションが楽しめるそうです。
いっそう着物や浴衣姿を素敵に装う極意も伝授して頂いて、これからの花火大会や夏祭りに出掛けられる楽しみも増えられたのではないでしょうか。


衣知会、竹岡⑦.jpg萌の情報誌『hana-bi 花美』でご紹介しています「きもの美人になるためのセンスアップヘアスタイル集(12、13ページ)」で女優の渋谷亜紀さんのスタイルの再現方法や、アップスタイルをいかすメイク術も教えて頂いて、おうちで再現されるのをお楽しみになられているご様子でした。


こちらの教室は次回、お着物を着られる機会も多いお正月に向けた時期の開催を考えております。


 

★7月25日開催(スポット開催)

<夏休み企画>
夏の和菓子作り

たいへん好評で、参加くださったかたは小学生の女の子を含めて20名ほど。
衣知会での開催は今回で、2回目となります。

夏の代表的な花、朝顔の形の練きりを皆様に作っていただきました。餡は、市販ではなく、先生手作りの上質なもの。教室の後は衣知会のお茶室に集まって、美味しい煎茶とともに、自身でつくった朝顔を召し上がっていただきました。

okashi_kyoshitu_0907.jpg

★7月26日開催(定期開催)

<日本舞踊から学ぶ>
美しい所作と舞

今回で、3回目を迎えるこの講座はとても人気が高く、生徒数が増え続けております。そこで、もう少しゆったりと学んでいただけるよう、クラスを二つに分けることになりました。

次回からは、皆さん「藤娘」に挑戦するそうです。

踊りは、美しい所作を学べるエッセンスの宝庫。この教室に通うと、いつのまにか優雅な身のこなしが身についていることでしょう。

odori_200907.jpg

*****************************************************
萌「衣知会」9月から10月のスポット開催催事
http://www.moegi.co.jp/blog/2009/07/910.html

萌「衣知会」8月から10月の定期開催催事
http://www.moegi.co.jp/blog/2009/07/810.html

*****************************************************

ページトップへ